はい、どうもー!
ユーちぇるで〜す
うぃーす!!!
今回はファンダメンタルズを学ぶ上で1番大切な話を。
アメリカの存在
世界の中心として非常に強い影響力を持っているアメリカ
経済を捉える上でアメリカの存在は無視できない。
基軸通貨はアメリカのドルであり、アメリカが関係ない貿易でもドルが決済通貨として使われている。
例えば、日本と南米の国が貿易をするときでも、決済はドルで行われる。
それくらいアメリカの影響力は強い。
なにせ、世界に流通している通貨の半分弱はドル。
ここからも、世界経済におけるアメリカという国の大きさがわかる。
今回は、アメリカ経済を中央銀行の観点から解説したい。
FRBの存在
FRBとはアメリカの中央銀行のこと。
中央銀行がその国の金融政策を担っている。
日本であれば日本銀行だ。
アメリカの経済は、FRBの金融政策に大きく左右される。
中央銀行の仕事はシンプルで、金利を上下させることで物価をコントロールすること(=金融政策)
物価のコントロール=景気のコントロール
といっても過言ではない
- 物価が上がる=景気が良い
- 物価が下がる=景気が悪い
もちろん例外はあるけど、基本的な構図はこれ。
景気が良くなって、消費者の財布の紐が緩めばみんなたくさんお金を使う。
そうすると、企業が儲かる
そうすると、そこで働く従業員の給料が上がる
そうすると、またみんなたくさんお金を使う
そして、またみんなの給料が上がる
このような循環で好景気が生まれる。
大事なことは、この過程で物価は上がるということ。
企業が従業員の給料を上げるということは、その分、人件費が上がっている。
ならば、どこからそのお金は生まれるのか。
当然、「値上げ」からである。
自社のサービスや商品の値段を上げることで、上昇した人件費を賄っているのだ。
こんな状態が続くと、消費者がものを買わなくなるのでは?
と思うかもしれないが、心配はいらない。
なぜなら、給料も一緒に上がっているからだ。
給料の上昇率が物価の上昇率を上回っている間は、好景気のサイクルが続く。
しかし、物価が上昇しすぎるとバブルの恐れが出てくる。
いくら好景気が続いても、最後にバブルが崩壊しては意味がない。
そこで中央銀行の登場である。
バブルが起きないよう、物価の上昇を抑えに入るのだ。
具体的には、金利を上げることによって物価の上昇に歯止めをかけようとする。
もしアメリカの中央銀行が金利を変え始めたら、その影響はアメリカのみならず、世界全体に波及する。
アメリカの存在の大きさは先ほど説明した通り。
こうして世界景気の流れが変わる。
今回はこの辺で。
次回は金利を下げる場合の話もね💪🏾
ではでは、また!